退職金は所得になるため、所得税がかかります。しかし、退職金は長年の功労報酬的な給与を一時的にもらうものであり、また、第2の人生をスタートするための大事な資金であることから、大きく保護されています。
退職所得控除
勤続年数 |
控除額 |
2年未満 |
80万円 |
2年以上20年以下 |
勤続1年当たり40万円 |
20年超 |
800万円+70万円×(勤続年数−20年) |
年功序列型ではありますが、かなり手厚い控除となっています。
例:勤続3年で退職金を100万円もらった場合
→控除額が120万円あるため、所得税はかかりません。
なお、障害者になったことが退職の直接の原因である場合は、上記からさらに100万円加算されます。
所得税額の計算
退職金が退職所得控除の額を超えると、退職所得として税金がかかってきます。控除額を超えた分の1/2が退職所得となります。
退職所得=(退職金の額−退職所得控除額)×1/2
この式で得た退職所得に、税率をかけて所得税額を算出します。
所得税額=退職所得×税率
なお、「退職金の受給に関する申告書」の提出がないときには、退職金の支給額に対し20%の税率の所得税が源泉徴収されます。この場合は、確定申告を行うことにより所得税が精算されます。
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